2013年1月アーカイブ

■テーマ『「日本に在住する難民・難民認定者申請者の生活実態調査とその福祉支援の確立に向けた研究」調査報告-難民認定申請者のこころの問題を概観する-』

■報告: 野田文隆氏 (大正大学部教授/多文化間精神医学会理事)

日時: 2013年1月25日(金) 19:00-20:30
場所: 財団法人国際教育振興会 日米会話学院日本語研修所  於:四ツ谷

今回の研究会では、『文部科学省科学研究費事業である「日本に在住する難民・難民認定者申請者の生活実態調査とその福祉支援の確立に向けた研究」調査報告』について、大正大学教授であり、多文化間精神医学会理事である野田文隆氏からの報告があり、20名の参加者との活発なやり取りがありました。

研究概要、カナダで用いられている移民、難民の適応の阻害要因の指標の説明、そしてカナダと日本での難民への聴き取り調査の結果についての報告がありました。移住後、彼らが抱えやすいメンタルヘルスのリスクファクターや、こころの病の表現は文化によって異なること、うつ病、PTSD、統合失調症に罹患したケースを支える際の留意事項についてお話し頂きました。難民らの語りを重んじた「リアリティ」のある報告でもあり、日々の実践にも生かすことの出来るスキルを獲得出来たように思います。

こちらは終了致しました。

難民研究フォーラムでは、難民研究に関する勉強会を下記の通り行っています。

今回はテーマを「難民研究入門」としています。
参加ご希望の方は、所定の申込用紙に必要事項を記入の上、
研究フォーラム事務局(info@refugeestudies.jp)までEメールでご送付ください。

1. 期間・日時
原則として毎週土曜日、午後5時から2時間程度。最終日は12月15日(土)。

2. 場所
難民支援協会事務所(東京都新宿区)

3. 対象者
以下の条件を全て満たす方。
・英語論文が問題なく読める。
・十分に議論できる程度の日本語能力がある。
・難民研究に従事している、もしくはこれから本格的に従事する意思がある。

4. 勉強会の進め方
・毎回一つの論文を取り上げ、その論文に関する議論を行う。
・参加者は全員事前に当該論文を精読してくる。
・報告者と、コメンテーターを毎回割り当てる。
・しっかりと論文を理解することを第一の目的とするので、報告者は、1時間程度で細かく論文の内容報告を行う。
・報告の後、参加者全員で議論する。研究フォーラム研究員がファシリテーターを務める。
・参加者の意向により、修士・博士論文のアイデアを発表してもらうこともある。